頭の中のさまざまのこと

すきなこと、考えていること

最近の話

9月だ。秋の気配が遠ざかっては近づいてくる。波のようだと思う。季節、ひいては時間はなめらかなグラデーションであり、だからこそ、敢えて人間は時計を生み出して時間に目盛をふってみせて、この境のあわい世界に確かなものを増やしたかったのかもしれない。人間ってかわいいよな。

 

 

 

 

 

 

その人間のひとりであるところの私は、ありがたいことに引き続き職にありつけており、目下棚卸に怯えている。あと前回のブログで言及した薬剤の出荷調整はますますひどくなる一方で、大手ジェネリック製薬会社のS井製薬は現在400品目以上を出荷調整対象としている(医療関係者向けホームページで細かく確認できる)。それに加えて海外で製造されている某抗がん剤も出荷調整になってしまった。抗がん剤だぜ!泣いちゃう。こまるよ〜〜〜〜。

プラス、ふつうの販売移管で40品目くらいマスターデータを新規作成しなくちゃいけなくなり、わりと重たい仕事になった。あんまり季節に左右されない業務ではあるが、重なるときは重なるものだ。

↓前回のブログ*1

 

 

 

 

 

院内はもうずっと緊急対応が常態化しているような感じになっている。

院内トリアージや差し入れ預かりのために、事務系職員が時間当番制で駆り出されており、単純に彼ら自身の通常業務に支障が出続けている。陽性疑いや陽性が確定している患者さんが院内エレベーターを使用する際の、周辺の人払いもずっとやっている。手当が出るわけでもないのに。そうやって終日、あちこちに人的リソースを割き続ける日々が続いている。

たまに各企業から激励のお差し入れをいただくこともあるが(いつもありがとうございます)、ぶっちゃけこんなの民間企業でなく国として取り組むべきことなので、いつまでも国民に甘えてんじゃねえ!さっさと給付金を寄越しな!個人宛にだぞ!という気持ちでいっぱいです。選挙に行こうね。

 

 

 

 

これまでの活動

いつ死ぬかわからないのでエンディングノートを書き始めた。PCで下書きを終えたので、あとはルーズリーフに手書きで清書するだけ。まだやってないけど。

何かしら情報を登録して使用しているアプリやサービスを書き出して、退会してほしいか(しなければならないか)、アーカイブしておいてほしいかを書き出して指示したのだけど、量が多くて大変だった。月額課金制のサービスは退会または登録変更が必須なので、これはメールアドレスとパスワードを明記して、ほかの無料のものたちについてはSNS系を除いて基本退会希望、パスワード等はパスワード管理アプリを参照するよう誘導することにした。うまいやり方があったら教えてください。 

 

 

  • ミロ

今年の健康診断で貧血がひどく要再検査となった。生まれてこのかた健康だけが取り柄の私はそれはもう驚いた。自覚症状がないので余計半狂乱になり、すぐに再検査をしたところ、返ってきた検査結果には「よくわからないけど、鉄分が足りないんじゃないっすか?」と書かれていた。まあ確かに腫瘍マーカーとかやったわけじゃないから、隠れた大病の気がわかるわけでもあるまいが、呑気なものである。

ミロという健康サポートドリンクが貧血によいという知見を得たので、再検査以来よく飲んでいる。おいしい。ありがとうTwitter。ちなみに効果の程はよくわからない。

もうひとつTwitterから得た知見は、意外とみんな健康診断のD2(要再検査)判定を無視しているということである。「健康診断   D2」で検索すると、あちゃ〜今年もだめだったぜ!とへらへらしている人たちがわりといる。安心した。するな。勢いのあるうちに即再検査の予約をしましょう。マジで健康すぎて病院勤めのくせにこういうのビビりがち。私ってこういうところかわいいよね。

 

 

  • グループ展

今年も無事に開催し、終了しました。いつかのブログで紹介したやつです。

写真を出品することが多かったのだけど、今年は趣向を変えて詩を二篇と絵っぽいものにしてみた。私は毎回バラシ(演劇等で、興行が全て終了したあと、舞台美術などを全て解体して、会場を現状復帰させること)で自分の作品を全て捨ててしまうので、記念に撮っておいた。

たぶん出来が悪かったのだろうが、あまり反応を得られなかった。私は美術館でも、作者が在廊しているような一般の小規模ギャラリーでも、まずひとりで黙ってゆっくり見て周り、最初に自分の持っているものの中から感想をもつのが好きで、作者による解説などを踏まえるのはそのあとにするタイプ。なのでお客さまには話しかけない。そのくせ反応が欲しいだなんて矛盾ここに極まるというかんじなのだが、しょうがないじゃ〜んとも思う。常に褒めを欲しがる承認欲求の塊 is me. 

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はじめて紙にこだわるという体験をした。職場で昼休みに製作費を何パターンも書き出し(できるだけ安く作品づくりをすることに毎年注力している)、キンコーズで紙見本を見ながらウンウン唸るのはなかなか面白かった。同人誌をつくるタイプのオタクたちの気持ちが少しわかりました。

絵っぽいものは100円ショップのマニキュアを垂らして描いた。ちょっとポロックっぽい。海みたいにしたかったんだよね。あと単に絵の具とかを買いたくなかった。場所とるし、次使うかわからないし。

来年のテーマは、ついこのあいだ決まったばかりだ。自分たちで選んだくせに、また難解なテーマになってしまって笑っている。さて、どうしたものかな。とにかく、誰も怪我や病気で欠けないことを祈る。

 

 

勉強したい言語のネイティブとチャットや通話ができる、語学学習(交流)アプリのひとつ。仕様はTwitterに似ていて、自分のつぶやきを投稿するタイムラインや、フォロー・フォロワーシステムもある。

実は数年前に一度使ったときは長続きしなかったのだけど、なんとなくまた始めてみようかなと再インストールしたら、退会したと思っていたその時のアカウントがまだ生きていて、再開というかたちになった。

既に何人かとぽつぽつチャットが続いていて、これが結構楽しい。私は英語を勉強したい立場で、相手は日本語を勉強したがっている。今のところ主にチャットは英語で、ときどき私が日本語を混ぜたり、日本語ではどう言うの?と聞かれたら教えたりしている。

英語は相手にとっては母国語か、あるいはそれとほとんど同等に操れる言語なので、ぽんぽん返ってくる英語に返信するために、私は毎回オンライン辞書とアプリを限界反復横跳びしている(アプリ内にも翻訳機能や辞書機能はあるが、無料会員では1日あたりに使用可能な回数が限られている)。熟語や単語などを嫌でも調べて使うことになるので、強制的に勉強になっている。

ただ、相手がなんとなく私の言いたいことを察してくれるので、チャットの中で文法の添削をされることはあまりない(ミスしてたら指摘してくれと頼んで同意が得られれば、やってくれるのだろうが)。私も勝手に言い回しを見て盗みつつ、相手の言いたいことを察する。バイブスで万事解決。

最初にコメントの応酬をした人とのきっかけは、今年のメットガラについての私のつぶやきだった。テーマをどう思うか聞かれ、私なりに答えた。ちゃんと自分の意見を言えてよかった。少しは物事を考えられるようになっているのかな。ぼーっと生きてるときもあるけど。そしてそんな自分も別にエエヤン…と思っているけど。

そんなわけで楽しいので興味ある人は早速始めていただいて、フォローし合って相互監視しましょう。アプリは本名でやっているので、リア友か、最低でも相互フォロワーとかに限りますが。

 

 

 

 

 

 

 

それにしても都内には本当に行かなくなった。長い自粛をいつまで続ければいいのか、先が見えない。国がもっと真剣に対策に取り組んでくれていれば、カリコレものむコレもNTLアンコール祭りも行けたかもしれないのに。歌舞伎座だって。でも今の私の職業を考えると、ちょっと慎重にならざるを得ないし、ましてや板の上にも客席にも高齢者の多い歌舞伎座や歌舞伎興行の現場に赴くわけにはいかない。どんなに対策されていても、まだそんな気にはなれない。では具体的に日本がどうなればそうしてもいいと思えるのか?そんなの私が知りたいし、現場に行く行かないの判断みたいなそんな大事なことを他人に委ねるのは暴力に近い。自分でなんとかするしかない。つらい…。もう何もわからない。

そしてここ数日妙に感染者数も陽性検出率も低下しているが、この政府の無策の中でなぜこうなるのか全然意味がわからなくて怖い。きっとまた爆発的に増えるタイミングがあるのだろうとしか思えない。

 

あと、そろそろインフルエンザ予防接種の季節です。例によってうちもスタッフ分の確保さえ苦戦するレベルで品薄ですが、運良く接種できるタイミングがあれば是非してください。

コロナワクチンは卵成分不使用なので、卵アレルギーの人も接種できますが、インフルエンザワクチンにはごく微量の卵成分が含まれているため、*2過去にアナフィラキシーの経験がある人や、重度のアレルギーの人は、毎回接種を慎重に検討しなければなりません。それ以外の理由で打ちたくても打てない人もいます。そのような人たちを守るためには、接種済みの人たちで周りを固めて、感染しない・感染させない、というバリケードを構築するほかありません。接種を是非ご検討ください。

 

 

 

 

 

おわりに。

来月で30歳になる。こんなクソッタレな世界で女をやりながらよく30年も生きてきたよな。本当にえらいと思う。夜泣きと人見知りが酷かった私を虐待せず、丈夫な身体(体質)をくれた両親には感謝しかない。リスペクトだぜ。

自分へのお誕生日プレゼントには、既に映画「アメリカン・ユートピア」と「モータルコンバット」の円盤を予約してある。とても楽しみだ。楽しみだなあ。大きな石のついたたっかい指輪はまた今度かな。

 

 

 

 

 

 

おまけ

作品は風呂場でつくりました。銀色のマニキュアが指についちゃった。

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*1:2021年10月1日   当記事内の過去ブログの表示形式を変更しました

*2:http://idsc.nih.go.jp/disease/swine_influenza/QAFlu09.html